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2009.10.10

稀代の名馬。

久々に競馬の話題です。

今週から東京&京都開催が始まりまして、秋のGI競走が立て続けて行われるシーズンとなりました。とりあえず、菊花賞と天皇賞は買ってみようと思っていますが、そんなシーズンよりも何よりも、今週は特筆すべき出来事がありましたので、それに触れてみたいなと。

10月4日に凱旋門賞が行われまして、今年の英ダービー馬であるシーザスターズが完勝しました。(※下のビデオの黄色い勝負服&帽子に☆印のキネーンが騎乗しているのが彼)


シーザスターズ
(Wikipediaより)

このシーザスターズの今年の戦歴を見ると、まず英2000ギニー(約1600m)を勝ち、その後がダービー(約2400m)→エクリプスS(約2000m)→英インターナショナルS(約2000m)→愛チャンピオンS(約2000m)と連勝し、そして凱旋門賞(2400m)をも手中に入れてしまいました。

その連勝回数もさることながら、レース・パフォーマンスにハンディキャッパーが130ポンドを超える数値を付けている事を見てもレベルが相当に高い(※国際レイティングによると135ポンド。凱旋門賞のみのレイティングは131ポンド)。日本の名馬・ディープインパクトが国際ハンディキャップで125ポンドだった事を考えれば、日本人でもその評価がどれだけ高いかが解るかと思います。

凱旋門賞を振り返るに、スタートは良かったけれど勢いが付きすぎてキネーンが押さえるのにひと苦労している図がありました。口向きの悪さも見え隠れしていて、少し競馬を見慣れた人ならば「これで大丈夫なんか?」と言いたくもなるような前半です。

しかし、直線手前からの爆発力は凄いですな。馬群を割って突き抜けるとあとは一気。去年のザルカヴァも凄かったけれど、今年のシーザスターズのレース振りも身震いするほどの強さを見せつけてくれた感じですな。

他のレースを見ても、エクリプスSでは追い込んで並びかけようとする2着馬を再度引き離す二の足を見せたし、ダービーやインターナショナルSでも豪快な差しきり勝ちを演じたし、強烈なイメージを残している馬ですな。

岡部先生がNHKの海外競馬番組で言ってましたけれど、現代の強い馬というか評価の高い馬ってのは2000mあたりの中距離に強い馬ということです。スピードとある程度の持続力を持つ馬こそが強いと評価され、そして1600m辺りに強いマイラーと、昔からのチャンピオンシップディスタンスである2400mに強い馬の双方が競う事が出来る距離こそが2000m…という解釈が成り立っているワケでして。

その距離2000mの大レースを3連勝し、なおかつダービー&凱旋門賞も勝ってしまったシーザスターズってのは、稀に見る名馬かと。もっと誇張すれば"新時代の名馬"と言えるかもしれません。

3歳のうちに引退のようですが、もう1回どこかで走る予定があるようです。11月下旬のジャパンカップだと、日本の競馬ファンとしては喜ばしいのですが…香港に行きそうな気もするけれど(苦笑)。

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