08年は音楽のエントリーが少なかったですね。
例年の如く言ってますが、本当に新譜を買う機会が少ない。細々と見れば触手が伸びるモノはあるんでしょうけれど、管理人自身がメインストリートから段々に離れている感じもあるワケでして。
ただ、08年の気分的に「これだ!」と言って飛びつくモノが少なかったのは事実であります。
08年のナンバー1…例年だったらアルバムを1枚選定するのですが、今回は「管理人にとってのこの1曲」という趣向で書きましょうか。
08年の管理人選定のこの1曲はこれ。
Daniel Lanois / Where will I be

非常に地味めな曲を選定してしまったのですが(笑)、本当にこの曲はよく聴きました。iPodから一番流れてきたのがこの曲だと言っても過言ではないくらい。毎日1回ずつは確実に聴いてるもんなぁ。
さて、この曲のタイトル「わたしは何処にいるの?」というのが、ラノワなりの人々に対しての問いかけに聞こえるという昨今であります。
管理人にとっても、そして多くの人達も、居場所を見つけた人も見つけられない人も、日々「自分は何処にいるのか?」を問いかけながら生活しているのだと思います。
この曲を聴き始めたと同時に、私的には手術があったり再就職があったり、いろいろと難題が降りかかってきたりしました。広く世相を見渡しても「やれ、金融不安だ」とか「やれ、民族主義だ、宗教だ」とか、カオスがどんどん形成されている様でもありますし、自分を見失いがちな世界になってしまっている感があります。
もしかすると「まだまだ彷徨い続ける」かもしれないけれど、それでも人間は「先に何かがあるのだろう」というかすかな希望を抱きながら前に進んでいる生き物でして。
何だか解らない様なかすかに見える光を頼りにしながら、暗闇から抜け出そうとしているんだと思います。それを感じさせてくれたと同時に、現在の管理人の心境にもピタッとはまった曲であります。
実はこの曲、95年にエミリー・ハリスに書き下ろしてプロデュースもした曲なんですが、それを今の時代に引っ張り出してきたところがラノワなりの時代観なのではないかと思っているところです。エミリー・ハリスのバージョンよりも、ラノワの声を通した方が彷徨い感と希望感が強く感じられます。好みの問題もあるんでしょうけれど、ラノワ自身の資質でかなり左右されているのではないかと踏んでるのですが。
Youtubeにこの曲のビデオが貼り付けてありました。たぶん、アルバムと同時に発売されたドキュメンタリーDVDの中の一節だと思われます。撮影風景からも解るように、非常に無駄を省いた研ぎ澄まされたような音がグッドでございます。
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