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2008.11.24

睡眠時無呼吸症候群、完治。

久々の更新です。

先週、11月17日から18日にかけて「扁桃腺切除の術後検診」「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の再検査」を行ってきました。

扁桃腺の切除手術とSASに関する話は、前回のエントリーなどをご参照ください。

まず切った扁桃腺の検査です。

「形が徐々に徐々に整ってきている」という感じだと、執刀医の先生が言ってました。なめらかな曲線を書くように左右対称に形が整いつつあるという感じか。そして「鼻の穴からファイバーを入れて覗いてみても、キチンと気道が確保できている」とも診断されました。

問題はSASの再検査。

現状の睡眠時にどのくらい無呼吸の回数があるかをポリグラフ測定したんですが、扁桃腺の形成手術をした後に無呼吸回数がどれだけ減っているか、その効果は当たり前ですが気になります。

SASの状態から抜け出す事、それが扁桃腺を切除した最大の目的だったわけですから。二次的な材料、例えば「頭痛の頻度が減った」「のどが腫れにくくなった」なども重要なのではありますが、管理人自身がこれから健康な生活を送る為にはSASの完治が必要なわけですから。じゃなければ、思い切って手術に踏み切らなかったと思います。

さて、結論だけ先に書きます。

…見事に完治しました(^_^)v

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睡眠時無呼吸症候群のおさらいも含めて、管理人の治療の大まかな流れを書いて行きましょうか。

3月あたりから5月にかけて扁桃腺の腫れが続いたんですが、居眠り最中などにいびきが止まるような感じで目覚めると云う事が何度か続きました。そこで近所の耳鼻科の診察を受け、同日に睡眠ポリグラフ測定をしてみたワケです。

SASの回数基準は次の通り。ちなみに中等度以上だと、保険適用で治療が受けられます。

・軽度…AHI(無呼吸指数)=5〜15
日常生活に支障があまり出ない、たまに眠くなったり頭がぼーっとする程度。

・中等度…AHI=15〜30
しばしば眠くなり、特に読書や会議や食後は普通の人より眠くなりやすい。日常生活にところどころ影響が出る。中年以降は悪化や合併症の心配がある。事故や合併症での死亡率が少し上昇する。

・重度…AHI=30〜45
日常生活に不便を感じる。身体的、頭脳的な低下を感じることもある。大事な時に眠気を感じ、身体や他人からの評価で損失が発生する率が上がる。事故や合併症での死亡率が上昇する。

・最重度…AHI=45〜
日常生活に危険を伴う場合がある。慢性的な疲れや動悸息切れ等。突発的な眠気の頻度があがる。身体や精神、社会的評価に致命的な損失を被るリスクを持つ。事故率が高く、他人にも危険。事故や合併症での死亡率がかなり上昇する。5〜10年で死にやすい。

ちなみに5月にポリグラフ検査をした時は、無呼吸回数が1時間平均で22.1回低呼吸回数も含めると30.6回と、見事なまでに中等度〜重度のSAS患者という事が判明したワケです(苦笑)。確かに「仕事でのミスが増えた」とか、「日中に眠気が襲う」とか、「頭痛が多い」とかの症状が増えていました。

ちなみにCPAP療法という、睡眠時に酸素呼吸用のマスクを使用していた際は、症状が軽減されていた実感はあります。ただ、マスクが無ければ日常生活に支障が出るなんてのは、正直言いまして効率が悪いのではないかと考えるに至ったわけです。

耳鼻科の診断によると、管理人の場合は肥大していた扁桃腺がSASの原因ではないかと最初から疑われていました。「だったら、切ってしまおう」と思うのに、時間はかかりませんでした。完治しなくても、軽減は出来るだろうとの思いで手術に臨んだわけでありました。

で、今回のポリグラフ検査の結果ですが…無呼吸回数が1時間平均で2.4回、低呼吸回数も含めると2.8回と、劇的に無呼吸回数が減ってました(!)。

そして、日常の生活での体感も良くなっています。例えば「頭痛が頻繁にある」「仕事中に眠くなる」などという症状が術後は一切現れていません。CPAPの呼吸マスクは使わずとも、グッスリと眠る事が出来ている証拠ではないかと。

SASの原因としては肥満やメタボなども挙げられますが、管理人の場合は完全に扁桃腺肥大が原因だった様です。耳鼻科の先生と執刀医の某病院の先生の二人に的確な診断をしていただき、最終的に扁桃腺切除まで辿り着いた事で、劇的に治療効果が現れたという結果になりました。

扁桃腺の手術をした病院と、耳鼻科の主治医の二人が太鼓判を押した事で、SASの治療が終わりになりました。ただ、先に書きましたが肥満なども原因になりやすいので、体調管理を怠らないようにしないといけませんね。

扁桃腺の形の様子見はまだまだ続きますが(※次は3ヶ月後に検診)、ひとまず最大の懸案がなくなりました。

管理人は安堵しているところです(^.^)。

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コメント

良かったっすね~♪
先ずは、お祝いのコメントだけ
残しておきます!

投稿: 4-6-3 | 2008.11.25 10:27

4-6-3様>

どうもどうも。

>良かったっすね~♪

良かったですねぇ。

後は、日常生活をキチンとしなければ。
仕事に追われている昨今ですが、
いろんな意味でバランスが取れないと
またぶり返す気もします。

その辺は上手くやれると思いますけどね。

とにもかくにも、ありがとうございました。

投稿: kikka | 2008.11.25 16:51

直ってよかったですね。もっとも、完治してから、約10年後に、よかったですね、と申し上げるのも気が引けます。
私は、SASとは気が付かなかったんですが、最近、指摘をうけて、しらべたところ、SASだと言われてしまいました。急に、SASになるということがあるのだと思いました。管理人様も、当時、3-5月に扁桃腺が腫れて、急に、呼吸器科で、SAS認定されたようなご様子ですね。
私はとりあえず、耳鼻科で鼻中隔弯曲と言われたことがあることを申告しましたが、口蓋扁桃や舌根扁桃の件は気が付きませんでした。これも、耳鼻科で診てもらおうと思いました。舌根扁桃の手術もあるということが分かりありがとうございました。口蓋扁桃はメスで切除するものの、舌根扁桃は高周波で焼くわけですね。

投稿: かな | 2017.07.09 18:09

かな様>

初めまして、最近は更新もしていないブログへようこそ(笑)。

他のコメントと違い、健康関連のモノなんで、きちんと返信させていただきます。

たぶん、今は当時よりも肥満気味なんで、多少SASの兆候が出ているような気がします(苦笑)。寝るときの姿勢とか気にはしてますんでぐっすりとは眠れるんですけれど、なにせ職業的に睡眠時間が少なくて困っているという。だから、偏頭痛なんかの症状は微妙に復活しております(苦笑)。

かなさんのコメントを見て思い出しましたが、実は当方も鼻中隔湾曲の経験者です。

これは10代の頃に鼻の骨を手術で削ったんですが、それまでは鼻呼吸自体が難しかったりしました。子供の頃に口呼吸の癖がついてしまったのは、扁桃腺肥大の件とともにSASに至る大きな原因だったのかなと、今となっては思います。

当方の文章だけを読むと急に発症したように思われがちですが、改めて流れを振り返ると、いろいろなSOSサインというか注意点というか、それは出ていたんじゃないかなぁ。

手術に至るまでの1年間、仕事で昼前くらいに猛烈に眠くなったとか、先に言った様ないびきが止まって起きてしまうとかは、そこまで至らなかったら気付かなかった事象だった訳で。

で、扁桃炎に関しても進行中だったわけで、これはたぶん口呼吸の問題もあったんでしょうね。

だから、あくまでも細かいモノの積み重ねが一気に出たのが10年位前のあの時期だったんじゃないかなぁ。

SASって健康に気をつけている方ならアレですけれど、すぐに死に至る症状じゃないから見落としがちですよね。たまたま体調不良に陥った時に、それまでと違った点を自覚でき対処できたのが勝因だったと思ってます。

セカンドオピニオンとかをうまく利用して、いい方向に結びつけば良いですね。

もし、質問等あるようでしたら、またご連絡ください。判る範囲でお答えさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

投稿: kikka | 2017.07.11 02:10

Kikka さま

 ご丁寧な解説、心のこもったお言葉を頂き有難うございます。できれば、この夏にでも手術を受けたいとも思いました。
 鼻中隔弯曲の手術もなさったのですね。鼻中隔とは軟骨ということで、それなりに柔らかいのかと思っておりますが、触った感じは結構硬いように感じています。鼻中隔の下には、篩骨垂直版と鋤骨があります。篩骨垂直版と鋤骨は軟骨ではなく硬い骨だと思います。鼻の通りが左右で違うことには子供の頃から気づいており、お行儀が悪く恥ずかしいのですが、指を入れて確かめたこともあります。確かに鼻骨のそばのあたりで、右は全く小指の先も入らなくなるのに、左は、人差し指の第一関節が半分ほど入るので、おかしいと感じました。その時、鼻中隔を押すと結構硬く、これでも軟骨なのか、と思いました。

 
 鼻中隔弯曲手術とは、この軟骨である鼻中隔を削るのか、篩骨垂直版や鋤骨も削ることもあるのだろうか、どうなのだろうと思っています。勿論、軟骨でも硬い骨でも出っ張り部分は削ってほしいとは思っています。ただ、削ると、薄くなり強度が弱くなるかも、と思っています。社会人野球やママさんバレーでボールがあたるかも、空手道場(護身術の練習)で顔面打撃があるかも…でなければ、関係ないかもしれないですけれど。

 また、鼻中隔が非常に曲がっている状況で、鼻中隔などを右から左へ移動させて正中線に一致させる、というなら分かるのですが、削って対応という説明しか今のところ読んだことがないので、気になります。
なぜなら、削ろうにも、正中線の傍まで削ってしまおうとすると、自分のように極度の弯曲の場合、鼻中隔がその部分はなくなって穴になってしまうように感じています。そこは鼻中隔がなくなりグニャグニャになるのでしょうか(グニャグニャとは、むかし、お医者さんが、使った表現なのですけれど)、気になっております。
 鼻筋から鼻中隔、そして、篩骨垂直版へ向けて、隙間なく埋まっておれば丈夫ですが、一部に、ポッカリと穴があくのかもしれないと思いました。

 穴がポッカリ空いても、気にする必要はないから、お医者さんは、単に「削る」としか説明をしてくれないのかもしれないなぁ、
 また、鼻中隔のほかに、篩骨垂直版などあることを、患者に説明しても余計な心肺をさせるだけで意味がないということなのかなぁ、と推測している次第です。

 現時点ですが、東京のお医者さんを探してみようとは思っています。

投稿: かな | 2017.07.17 23:02

かな様>

全く返信に気付いてませんでしたが、こちらもレスで。気になった事を書いておこうかと。

鼻中隔湾曲の件ですけれど、これは個人差がいろいろあると思われるのでアレですが。

自分の場合は元々アレルギー性鼻炎の持ち主でして、鼻中隔湾曲の所為で粘膜が腫れると鼻孔(で良いんですかね?)が塞がっちゃうという症状があったんですよね。

それの解消の為に削ったんですけれど、それまでは鼻呼吸が非常に困難だったんです。花粉症みたいな感じが、1年近くずっと続いている感じというか。

先にも書きましたけれど、その状態だと呼吸は口からのものに頼るしかないわけで、外気に触れると気道って荒れやすいでしょうから扁桃炎になりやすいのかなと思えます。

実際、手術で「削った」ってのがどの程度のものかは判らんのですけれど、蓄膿症とは違って歯茎くらいからめくってという事がなく鼻孔からそのままメスを入れたみたいです。それも個人差なのかもしれませんが、自分の場合は鼻にガーゼ入れて止血してましたし、抜糸の時も鼻に器具入れて意図を切ってましたから、そんな感じだったかと。

ま、最終的な目的が「普通の呼吸」をする事とSAS解消なのでしょうから、取り敢えずその根源が何処にあるのかという事を把握するのが良いんじゃないかなぁと。

自分の場合はここに至るまでに内科2件と耳鼻科を回ったかな。で、内科では扁桃炎の兆候は判ったモノの、SASの示唆には至らなかったですから。

顔の部位って全て繋がってますから、それを考えてお医者さんを考えてみるのも手かも。

投稿: | 2017.08.15 01:52

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