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2008.03.16

もう一ヶ月が経つのか。

ウチの親父が他界して、もう一ヶ月が経とうとしています。

諸処の手続きに忙殺されつつも、徐々に親父のいない風景が当たり前になりつつあります。ふとそんな事に気付くと寂しさが戻ったりするけれど、逆に「くよくよしていても始まらねぇな」とシャキッとした気にさせてくれたりもします。

ただ、自分にとって父親の影響力は大きかったんだな。そんな事を実感している次第です。母親とも思い出をよく話しているので、以前よりももっともっと会話が増えていたりします。

それは、さもすれば親父が残した最大の遺産だったのではないかな。

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いま、香典をいただいた弔問客へのお返しをするために、リストを作成しています。

通夜と告別式合わせて200人ぐらいが参列してくれたんですが、そのうち僕の友人・知人関連は25人近く来てくれたようです。会社関連を合わせると40人を超えますが、上司が代表で来てくれた形なので…ね。

実は、通夜にその内の一人が来てくれた時、周囲を憚らず号泣してしまったんです。

誰かといえば、東京の雑誌社勤務時代の上司。
(※以下Tさん)

会社を辞めて浜松に帰ってからも、何かと気にかけてくれていました。僕が上京する際は必ず連絡して、彼と再会するのをお互いに楽しみにしている間柄です。

Tさんは、親父の次に影響を受けた人かもしれません。

会社の若い衆を連れてメシを奢ってやったりするのは、間違いなく彼の影響です。江戸っ子らしく侠気のある人で、仕事で失敗してもかばってくれたし、逆に説得力ある言葉で叱られた事もあります。彼がシッカリしていたから、僕のいた部署は一枚岩を崩さずに保つ事ができました。その部署関連で何かがあると、10数年たった今でも軍団構成員が集結するという、そういう間柄が続いています。

ただ、2年前に上京した際にはTさんには逢えなかった。それなりにTさんも立場が偉くなってますから、スケジュール調整がなかなかできなかった。だから、もう逢えないかも…なんて思っていたりもしました。一番逢いたい人に逢えないのは辛かったなぁ。

親父が他界した日、何故だか判らないんだけれどTさんに真っ先にお知らせの電話を入れたんです。いつもだったら連絡役の元同僚に連絡するのに、その時だけはTさんに直接かけたんです。それは、たぶん上記の事があったからだと思うんだけれど、何故にその時だけ…というのはいまでも疑問です。

彼はすぐさま「通夜の日取りを教えろ!」って折り返ししてきました。でも、お忙しい人だから、無理をしないでと伝えたんです。

そんなやり取りがあり、通夜当日を迎えたんです。

…本当に来ましたね、Tさん。

彼の姿を見た瞬間に、号泣しちゃいました。

信じられない出来事が起きた嬉しさなのか、こういう形で逢う事になった悲しさなのか、親父の次に影響を受けた人が来た安堵感なのか、何なのか判らないけれど泣いちゃいました。

もしかすると、親父が引き合わせてくれたのかな…そんな事を思う時があります。

母親にも「あんたを心配してたから、引き合わせたんじゃないか?」と言われました。

親父が他界した事は確かに寂しい話でしたが、人の縁の深さを実感させてくれたという意味では、希望に溢れる雰囲気を残していたのかもしれません。

Tさんと親父には、あれ以来ずっと感謝しています。


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