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2008.01.20

音楽の話をちらほら。

DeadやRadioheadのエントリーを考えつつ、考えがまとまらないままに1月中旬を過ぎてしまいそうな今日この頃です(苦笑)。

昨日と今日は家の中に引き籠もってしまいまして、今日の夕飯を食べた後に「気分転換に外に出ようか!」と思い立って外出したと。かといって行き先が特にあるわけでもなく、いつものようにレコ屋に行ってしまったのでありますが(笑)。

相変わらずライ・クーダーの紙ジャケは引き取りませんでしたが、注文していた1枚と、レコ屋に薦められた2枚をば購入してきました。

では、3枚を順に紹介しましょうか。

1:Beastie Boys / The Mix Up

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年末のエントリーの時に"PSPでここを覗いている人"と話題にした、ビースティ・ボーイズの全編インストアルバム。

本人達はジャムバンドを意識している様なんだけれど、やっぱりクラブミュージックの域を出ていないかなと云う感じ。ただ、それなりに聞けるし、本人達のこれまでの道筋から外れていないという意味では好感が持てるアルバムだし、新たな事にチャレンジしたという意味で評価もできる。

件の人は「メデスキを聞いたら、そちらが良くなっちゃった」って言ってたけれど、確かに「音の流れに身を任せていく」聴き方だとメデスキの方に惹かれるのは当然かな。

ああいった本当のジャムバンドと違う、BGMとしての聴き方が最適かと。クラブで聞いたら、たぶん違った印象になるかと思います。

2:Lightnin' Hopkins / New York Boogie

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昨年からハマりまくっているライトニン・ホプキンスの、1951年あたりに録音された27曲を収めた音源集。このうち8曲が「初のニューヨーク録音の音源」との事なんだけれど、それがどういった価値があるかは全く判らない管理人です。

相変わらずのライトニン節が炸裂する内容だけれど、これってドラムスが不在な音源ばかりなんですよ。ギター&ヴォーカルのライトニンと、名前もよく解らない現地で調達したであろうベーシストがいるという、そんな構成。パーカッションらしきモノと言えば、10曲目と12曲目に出てくるタップダンサーのタップの音だけ(笑)。端から見ても薄っぺらい構成でも、ライトニン自身の存在感というのかな、それが大きいからレコードが成り立ってしまうワケですよ。

歌詞なんかはけっこうヘヴィーな内容(所謂ブルース)が多いんだけれど、アルバム全般に感じるのはテキサス人特有の大らかさ。

「金出すから、ちょっとニューヨークまで録音しに来てよ」「一体、いくら出すんだい?」ってな感じで録音を引き受けてしまって、サッサと曲を演奏して帰って行くみたいな、そんな風情が漂っているんですよ(爆笑)。

いい加減と言えばいい加減なんだけれど、そのアバウトさが伏線張りまくりの現代において新鮮に聞こえてきたりして。まぁ、ここまでの話は想像&妄想なんだけれどねぇ…。

かといって、管理人は決してギャグとしてライトニンを聞いているわけではありません。やはり「ブルースの調べに身を任せ、心を癒している」のですよ…ハイ。

3:A Tribute to Fats Domino  "Going Home"

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今回の大穴は、このアルバムです。

ファッツ・ドミノというニューオーリンズ系のR&Bの重鎮がいますけれど、その彼の曲を他アーティストが演奏しているというトリビュート・アルバム。

<参考>
ファッツ・ドミノ(Wikipediaより)

こういうトリビュート・アルバムが企画された経緯ってのは、たぶんカトリーナの被害にあったドミノ自身が、ニューオーリンズの為に何かしようと考えたという感じなのだろうか。アルバムの収益から音楽復興基金に寄付されるという、ベネフィット・アルバムとしての側面が大きいようだ。

ただ、ドミノ自身もニューオーリンズもよく解らない管理人の様な人間にとっては、単純に演奏されている楽曲を楽しめた。

ジョン・レノンの"Ain't That A Shame"(アルバム『Rock'n'roll』でドミノの曲をカバーしたもの)から始まって、ニール・ヤング御大とかポール・マッカートニーとかロバート・プラントといったロックの大御所達、B・B・キングといったブルースの大御所、ロビー・ロバートソンとかドクター・ジョンとかランディ・ニューマンといったアメリカ音楽を語る上では聞いておきたい人とか、ノラ・ジョーンズとかベン・ハーパーといった比較的最近のミュージシャンとか、そういう人達がひたすらドミノの曲をカバーしているという、ある意味で贅沢なアルバムではないかと。

トリビュートアルバムって、案外面白くなかったりするんだけれど、これは素直に聞けましたね。レコ屋に「これはいいよ!」って試聴させてもらった時に、「それは買いだな!」と間髪入れずに応えてしまいましたが、そのくらいに良かった。まぁ、レコ屋が「ニールとロビーの曲を聴かせる」という、管理人が絶対に気に入る方策を採った所為ではあるのだろうけれど(苦笑)。

この中で良かったのを曲順別にミュージシャンを羅列していきましょうか。レノンは元々知ってたから対象外にしておきますけれど。

B・Bキング(1−3曲目)、タージ・マハール(1−5曲目)、ロビー・ロバートソン(1−12曲目)、ニール・ヤング(2−1曲目)、オル・ダラ(2−6曲目)、ハービー・ハンコック&ジョージ・ポーターJr(2-12曲目)

お気軽に聞くには、非常によろしいトリビュート盤でした。

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コメント

ども。PSPの人です。
最近はもっぱらWiiの人、ていうか、
WiiのOperaでYoutubeでPV鑑賞な感じ。
見てるのPerfumeとかですけど。

そういえば私はTHE MIX-UP買ってなかったのに、他人様に買わせてしまってました。

洋楽不況というムードの中、なかなか「買うぞ!」と思わせる盤に巡り会わないなか、
兄さんのご紹介はいずれもビビビと来ますなぁ。

投稿: thebourne | 2008.01.22 00:03

thebourne様>

>最近はもっぱらWiiの人

本当に物欲主義者は…(苦笑)。

>他人様に買わせてしまってました。

あーた、とんでもないな!
ま、件のCDは車中で聞いてますが。
ホントにジックリ聞くよりは
BGM的な聴き方がいいなと思う次第。

>兄さんのご紹介はいずれもビビビと来ますなぁ。

「兄さん」って、
芸人じゃないんだから(苦笑)。
基本は好きな盤を紹介するワケだから、
買わないまでも共鳴して欲しいんです。
まぁ、あなたに関しては
それが上手く作用してるかなと。
最大級の褒め言葉だと思っています。
Thank youです。

投稿: kikka | 2008.01.22 06:06

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