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2007.11.25

The Complete On The Corner Sessions

タイトルが長いのでアーティスト名の記載をしませんでしたが、マイルス・デイヴィスのコンプリートBOXです。

 Onthecorner

Miles Davis / The Complete On The Corner Sessions

というわけで、久々のマイルスのエントリーになります。

まず特筆したいのは、BOXの作りの豪華さですな。上の写真ではまったく解りませんが、実は金属製でイラストが浮かび上がっているという仕様になっております。

これはマニアは絶対に買っておくべきだな(笑)。

時期的に言うと、1972年から1975年あたりまでを網羅したスタジオセッション集。当然『On The Corner』が中心なのではあるけれど、『Get Up With It』とか『Big Fun』といったアルバム(いずれも当時発売の未発表音源集)に収録されている曲も入っていたりします。

管理人的に嬉しい部分が一つあります。On The Cornerのオリジナル盤ってのは1曲目から5曲目までは同じジャムをぶつ切りにしているので、iPodでシャッフルかけると不自然に切れてしまうんですよね(笑)。それが今回のBOXだと一切切られていないんです。あの"音の塊"を延々聞く事ができ、素直に身体を動かす事もできそうなのが嬉しいですな。

資料的には、それぞれの曲の参加ミュージシャンが詳細に解るというのがいいかな。当該アルバムは参加メンバーがイマイチ不鮮明だったんだけれど、例えばマクラフリンとかディジョネットとかハービーとかコリアとか、そんなメンバーも参加していた事に素直に驚きましたよ。特に先程言った1〜5曲目のメンツの中で、マクラフリンがギターをかき鳴らしていてディジョネットがリズムを刻んでいるという事を知り、「なるほど!」と納得してしまったという(笑)。

改めて音の印象を書きますが、解説文などに"マイルスのジャングルサウンド"なんて書かれていますが、タイトルチューンなんかはある種"ミニマル・ミュージック(反復音楽)"的な要素が強いな…なんて思ったりします。

同じ様なギターのリフが続き、同じ様なリズムが刻まれ、その上に旋律とかオカズが乗ってくるという手法は今だったらクラブ・ミュージックの常套的手法だったりもするのですが、たぶんマイルスは現代音楽の流れなどからこのモチーフを得たんじゃないかなと考えています。時代的にもジャンル的にもジャムの要素が強いのではありますが、実はかなり綿密に構築された音なのではなかろうかと。マクラフリンとディジョネットの音に身を任す度に、その想いが強くなってきます。

アルバムカバーのイラストじゃないけれど、気に入った仲間とか異性とかと一緒に踊りたくなるような、そんな感じかな。

マイルスの場合は"スタジオのコンプリ集"ってのは冗長さが目立つケースが多いのであまり期待はしてませんでした。けれど、これは買いの1BOXかと。

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コメント

>これは買い

買いですかあ。
そうですかあ。
悩みますねえ。(笑)

まだ実物を見てないんですけど、装丁は良さそうですよね。

投稿: piouhgd | 2007.11.27 09:23

pio様>

>買いですかあ。

買いですなぁ。

ジャック・ジョンソンみたいに
パート・テイクをそのまま乗せたような曲、
そういう類が皆無ですから。

まぁ、上に書いた3枚のコンプリ盤と
考えた方がスムーズではないかな。

逆に「Get UP〜」と「Big Fun」は
管理人は未購入だったので、
そちらのアルバムの興味が増しました。

投稿: kikka | 2007.11.27 12:51

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