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2007.08.15

Lightnin' Hopkins / Mojo Hand

お盆休みも三日目になり、ヒマを持てあましています。

常葉菊川が圧勝したので本気で「甲子園に行こうか」と悩んでいたり、会社の同僚とご飯でも食べに行こうかという話があったり、はたまた元カノと短い時間ですが逢ったり、最後に折り畳み自転車を不覚にも落札してしまって思いっきり沈んだりしていますが、本当に今日はやる事がなかった(笑)。

気分転換に浜松某所をドライブなんかしていたんですが、あまりの外気の熱さに「涼みたいなぁ…」とふと思ったワケです。

そうすると、何故か行き先はレコ屋になる(爆笑)。 

店頭でタバコは吸えるし、コーヒーも差し出されるし、心地良いことこの上ない(笑)。ただ、ライ・クーダーの紙ジャケの残りとか、リトル・フィートの紙ジャケライブ盤とか2万円相当を取り置きしてあるんだけれど、今日は引き取る気がなかったから少し心が痛んだかな(苦笑)。

店長氏といろいろと話をしていたら、ここ何回かエントリーしているハウリン・ウルフの話になって、その延長線上でこんな人を薦められました。

「ウルフが聴けるんだったら、ライトニンも大丈夫!」

という訳で、言うがままに買ったのがこのアルバム(笑)。

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 Lightnin' Hopkins / Mojo Hand 

ライトニン・ホプキンス…名前だけは知っていましたが、今まではなかなか触れる事がなかったです。

管理人が所有するブルースCDってのは、ロバート・ジョンソンとかマディ・ウォータースとかB・Bキングになるかな。例えばストーンズとかクラプトンとか、そういうミュージシャンの先祖を探求する感じで購入するケースが多いです。

ハウリン・ウルフの場合は、以前にも書きましたが「ニューポート・フォーク・フェスティバル」の記録映画を見て購入に走った形。映像に琴線が響いたんですけれど、そういった何かの(強烈な)キッカケがないと買わないジャンル…それが管理人にとってのブルースだったりします。

本当に大人の音楽って感じがして、敷居を高く感じているのですよ>ブルース。

ただ、自分が聴いているいろいろなミュージシャンの「音のルーツ」を探っていくと、どうしてもブルースの洗礼は受ける事になるんですよね。セールス的にはともかく、全世界で最も影響力があったポピュラー音楽ってブルースですからねぇ。それはロックとかジャズとかの流れを探っていけば自明なはず。

で、ライトニン・ホプキンスです。

これは先程にも書いた通りに「レコ屋の店長氏に薦められた」のですけれど、ハウリン・ウルフだけではなく元々ディランやトム・ウェイツといった「ひと癖もふた癖もあるような声の持ち主」が好きなのを彼も知っていたので、たぶん大丈夫だと思って薦めた様です。

加えて、店長氏が見たという、貴重なライトニンの来日公演エピソードというのが余りに面白かったのですよ。

最後の曲をやっている時に、坊やみたいのがライトニンの傍にやってきて耳元でボソボソと呟いたのですよ。その直後にライトニンが曲を打ち切って、観客を置き去りにしてとっとと帰ってしまったという(笑)。

たぶん、坊やは「もう、そろそろじゃないの?」って言ったんでしょうけれど、だからといって曲を途中で打ち切って帰るなんてねぇ(呆)。

ただねぇ、その風情が何となくブルースマンっぽくっていいなと。結構、ブルースマンって「金さえくれたら何でもやる」って人が多いし、逆にシビアに「この金額だったらここまで!」って区切ったりする(笑)。今だったら「お前は何様だ!」と云う風になって大揉めに揉めたり干されたりするんでしょうけれど、彼らのシビアさ+どこか漂う大らかさというのは案外ブルースマン全体の資質だったりするのかなって。

管理人はライトニン来日時のエピソードに大受けしてしまって、直後に「店長、これ買うよ(笑)」と言ってしまったワケです…ハイ。

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ライトニンって、世界中に研究家がいる程のミュージシャンとの事です。その研究家たちも「ライトニンのナンバー1」と疑わないのが本作『Mojo Hand』です。

で、管理人も最初のタイトルチューンで心をわしづかみにされました。

リンクしたPowerBluesさん(※今回も勝手にリンクさせていただきました。ありがとうございました)にも記述がありますが、本当に"オンリー・ワン"を感じさせる人だなと。僕好みのだみ声はもちろん素晴らしいし、歌からも先程書いたようなブルースマンの資質が滲み出てくる感があるし、何と言ってもその土着的というか泥臭さというか、それがいいんですよ。

これは好みがあるでしょうけれど、マディ・ウォーターズなんかだと洗練されている感じがあって乗れなかった。だけれど、ライトニンとかハウリン・ウルフの声ってのは、ワケの解らない猥雑さを感じたりして非常に好感が持てる。

飛行機嫌いで有名で、なかなかテキサス以外の他所で演奏をしなかったという逸話もありますが、その事柄にも代表されるような「我が道を行く」という人だったんでしょうね。

ウルフとともに、もう少し追ってみようかなと考えております。

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