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2006.09.02

資生堂企業資料館。

もう日が変わって昨日の事になってしまいましたが、こちらのエントリーのコメント欄でちょこっと予告した通りに、掛川市にある資生堂企業資料館に行ってきました。

資生堂企業資料館 & アートハウス HP

Shiseido_siryoukan Shiseido_kanban

掛川という「自分の生活圏に近い場所」にあったので、ずっと行ってみたかったんですが、なかなか行く機会がなかったんですよね。

来週くらいから再び「とりあえずのバイト」を始めようと思っている事や、杉山登志のドラマ」を見損ねた事があって、この機会に行ってみようと考えたワケです。

場所をもう少し詳細に書くと、浜松から国道1号線を車で走ってだいたい40分くらいで着きます。西隣には資生堂の掛川工場があり、資料館と同じ敷地には「独身寮」などもあるんですが、公園にでも行ったような気分にさせてくれるようなキレイな場所でした。

ちなみに東海道新幹線に乗って掛川駅の近辺で南側の景色を見ていると、建物の全景が見えます。アートハウス(美術館)の方は円形を基調として、オブジェなんかも飾ってあるような斬新な感じ。逆に企業資料館の方は角張った建物で、まさに企業の歴史が展示してあるという趣きがあります。

Shiseido_map Shiseido_shinkansen

内部の様子は先程リンクを貼った資料館のページを参考にしてください(※当たり前ですが、写真撮影禁止だったので)。

展示資料について簡単に書いておきますと、1872年(明治5年)に銀座に「日本初の洋風調剤薬局」として産声を上げてからの商品パッケージ看板新聞や雑誌広告やポスターテレビCM『花椿』に代表される広報誌などが、ふんだんに飾ってあります。

資生堂という企業の歴史を見るだけでなく、当時の風俗・化粧品業界の流れなど大局も推測できるという、非常に貴重な資料が並んでいました。

本日の目的は、月曜日のドラマの流れで「テレビCM」を閲覧する事でした。ただ、いろんな資料に目移りしてしまった事や、テレビCM自体も100本近くが閲覧できるとあって、ハッキリ言って2時間半では全てを見る事はできませんでした(苦笑)。

それでも「1980年くらいまで」の代表的なCMは何とか把握する事ができました。

1階の階段脇に"CMシアター"がありまして、そこで年代別にデータベース化されているCM群を検索しつつ見てましたが、僕の他に見学客がいなかった事もあって1時間半くらい貸し切り状態…CMを好き勝手に延々眺めているという、至福の時を過ごしていましたね(笑)。

また、シアターの横にどのCMが展示されているかという一覧があったんですが、それとは別に「稀代のCMディレクター・杉山登志」の作品群(だいたい15〜16本くらいあったかな)が別表にしてあり、杉山自体が資生堂にとってかけがえのない人材だった事がうかがえます。

でも、杉山の作品も素晴らしいですが、その他の作品もそれに負けず劣らずに素晴らしかった。

資生堂って企業は、イメージ産業である化粧品産業の旗手だっただけに、販売戦略に関してももの凄く繊細に行っていました。他の化粧品会社(←代表的なのは、大変な事になってしまったカネボウ)と違って見せ方にも凄く工夫が見られ、それが顕著に表れていたのがテレビCMだったと僕は認識しています。

杉山が制作したCMだけとっても、例えば「ビューティケイク」などの女性化粧品では色彩や光の加減に神経を使っていたり石鹸のCMでは子供たちを使ってコミカルな演技でお風呂に入る楽しさを強調したりと、いろんな角度から様々なイメージを見せてくれていました。

それは、化粧品が「大量消費財ではなく、豊かな生活の一端を担っていた商品である」という文化的背景を、資生堂が強烈に意識していた事の証明だったのではないかと。『CMシアター』では、そんな事を改めて確認させてもらった感じです。

余談ですが、銀座にある『HOUSE OF SHISEIDO』でも貴重なCM映像の閲覧が出来ます。東京近辺の方はそちらに足を運んでみてください。

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で、あまりにも楽しんでしまったんで、勢い余って『資生堂ものがたり』という1冊1,000円の小冊子を3冊も買ってしまいました(笑)。

 Shiseido_book

企業資料館に展示してある収蔵品のカタログという名目ですが、年代別にそれぞれ分かれて記載してあって時系列で追っていく事が出来るという、簡単な企業の歴史資料としての側面もあります。

他にも8,000円くらいする広告資料とかもありましたが、それはまた後日にでも揃えようかなと。資料館自体が近くにあるので、これから何度か通ってみたいと思っています。

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実は、資料館を訪れたもう一つの目的というのは、「ここ数回のエントリーの中でさんざん小バカにしている『TSUBAKI』のCM」の批判材料を集める事でした(爆)。

「過去との比較論を展開するのが、切り口として一番書きやすそうだった」というのが理由ですが、お陰様で自分の抱いていた印象がますます膨らんだというか(苦笑)。

「それは、また後日のお楽しみ」という事で、次回のエントリーにこの話は続きます(笑)。

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