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2006.07.02

ジダン→アンリ、キタ━ヽ(・∀・)ノ━!!

凄い、今日のジダンは本当に凄い。

 Zidane_1_1

ロナウジーニョがポジションの所為もあるのか本領を発揮していないのに比べて、颯爽と、そして優雅にプレーしている趣きがある。

そして、ジダンのFKに合わせたのが「フランス代表で一度もジダンからのアシストで得点を獲った事が無い」というアンリ。王国・ブラジルとの対戦で、そのホットラインが実現するというのも何かの縁なのだろうか。

Zidane_2 Henry

準々決勝4試合の中で、最も見応えのある試合になってます。

※フランスが勝ちました...追記します。

【追記/06:00AM】

フランスの決勝トーナメント2試合(ブラジル戦、スペイン戦)は、どちらも「大会ベストゲーム候補」ですな。

確かにジダンも凄いけれど、彼の最期の大会という事で一体となっているフランス代表の強固な姿というのが、決勝Tに入ってからより鮮明になってきました。

個人的には守備的MFのマケレレ、右サイドMFのリベリー、そしてヴィエラの3人の動きに好感。ベテランが多いチームだけれど、間の取り方とかは試合をこなす毎に洗練されてきた様に見受けられます。

そして、ジダン自体も要所を押さえる無駄な動きの無いプレーを見せています。加えて、ジダンとその他のメンバー全てとの関係がより強固に、より精度が高いモノへと築かれている感があります。

次の対戦相手はポルトガル。決して楽な相手じゃないけれど、ここを突破して決勝戦に進みそうな気がします。フランスには、現在の雰囲気に乗れるだけの実力は勿論あるでしょうし、

個人的にはW杯のフィナーレは、移民の多いフランスか地元・ドイツ、この2チームのどちらかが勝利して大団円…って気がしてます。

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ブラジルは、一体感という感覚からは少し遠く見えました。確かに予選リーグで3連勝し、ガーナ戦でもスコアの上では圧勝しましたが、ディフェンスとかで要所を押さえてはいるのだけれど、今ひとつ本来の強さが感じられなかった気がしてます。

Ronaldinho Ronaldo

日本戦で失点した時も「一瞬、最終ラインが棒立ちしてしまった」様だったし、ロナウジーニョがクラブ(バルセロナ)で見せているようなキレのある動きに足りなかった感もありますし、3得点したと言っても明らかに体重増だったロナウドにも怖さを感じなかったですし、両サイドバックのオーバーラップもそれほど効果を上げていなかったようにも見えましたし…とにかく、僕らがブラジルに対して想像する重厚感には届かなかった感があります。

今やブラジルは欧州にたくさんの選手を供給している国。ですからコンディション的には以前ほどの障害がなく、試合の組み立ても「ワールドワイドにボーダレスな趣き」で個人技と組織的な動きとかが上手くミックスしていると思っていたんですが、ちょっと期待はずれだったかなぁ。結果論ですが、負けない最低限の試合運びは出来ても、爆発力に欠けた大会になってしまいました。

対戦相手にジダンの様な圧倒的な存在があった時に脆くも崩れてしまった事は、確実に「何か」が足りなかったんでしょう。その「何か」を具体的に語るほど、僕はサッカーの文脈を持ち合わせていないのが残念ですが。

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<おまけ>
ブラジルに勝ったフランスに引き分けた…といって、某国あたりが勘違いな論評を展開しそうな気がしてるんですが(苦笑)。

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コメント

あのフランスが、ブラジルより動いていた。
その事実は本当にでかい。
そして、厳しい当り。
ああ、勝つのは当然なのでありました。
前半だけで勝つのを認識しましたもの。
予選駄目駄目だったフランスが。。。。。。。
後でちょっと良い話がざくざくでてきそうな予感。

投稿: 雄三 | 2006.07.02 09:24

 結局、精神的な支柱となるべき選手がいたチームが勝ち、いなかったチームが負けていったように思いました。
 ジダン・フィーゴ・バラック。この3人は、ボールを持つと何かをやってくれます。そして、チームの誰よりも走り、汗をかき、声を上げています。我が身を捨ててもという魂が、チームをひとつにまとめ上げ勝利へと導く。
 イタリアにはそうした選手はいるのでしょうか?トッティがそうなのかなぁ。ブッフォンでしょうか?これは正直よく分かりません。
 イングランドは悪夢の再現でしたね。やはりベッカムの負傷退場が痛かった。そして、ルーニーのレッドカード。彼がこれからの非難・苦難に耐えて、かつてのベッカムのように真のリーダーに育っていくのかが楽しみです。ジェラートに期待していたのですが・・・。
 アルゼンチンは後半守りに入って自滅しましたね。リケルメを代えるかなぁ・・・。GKの負傷退場ですべての歯車が狂ったのかも。メッシをもう一度見たかった!そして、マラドーナ。競技場ににはいるときにもめて、怒ってホテルに帰ったのだとか。これが最大の敗因かも。(笑)
 シェフチェンコは、あのチームでここまで勝ち抜いてきたのは立派だと思いました。
 では、日本は・・・。中田では駄目でしたね。このことについてはもうこれ以上の議論はやめましょう。オシムがきっと何とかしてくれます。(こういう川淵的な考えがいけないとは思いつつ)
 そして、ブラジル。このチームにドゥンガがいたら・・・。激しい闘争心と強烈なリーダーシップ。チームの勝利のためなら汚れ役・嫌われ役になることも厭わない。カフーがまとめるには、今回あまりにもタレントが豊富すぎたような気がします。ロナウジーニョが敗戦後のインタビューでこう言っていました。「今回のブラジルは結果と内容が求められていた・・・。」内容!フランスはただ勝利を求めてきた。だから、強かった。ブラジルの思い上がりが招いた、必然的な敗北であったということかもしれません。気迫も驚きも美しさもないブラジル。もう、ガッカリしました。
 こうなればジダン・フランスと延長までの死闘を演じたドイツが、バラックの東西ドイツの心をひとつにする感動的な活躍で優勝・・・。こういうシナリオでどうでしょうか。

投稿: kiosk | 2006.07.02 15:18

お二人にレス。

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雄三様>

>あのフランスが、ブラジルより動いていた。
>その事実は本当にでかい。

ブラジルの試合運びって
緩急を付けて…ってよく表現されますが、
そうではなくて「様子見」という言葉が似合うような、
そんな動きで終わった今大会だったかなと。

そして、フランスはそんな相手に対して
効果的に先手を打つ事が出来たと。
ジャブが徐々に効いて、
件のFKの時に見事なストレートが決まったかな。

>前半だけで勝つのを認識しましたもの。

さすがにそこまでは思わなかったけれど、
ワクワク感が増していったのは事実ですね。

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kiosk様>

これ、お宅のblogのほぼコピペやないかと(苦笑)。

>精神的な支柱となるべき選手がいたチームが勝ち、
>いなかったチームが負けていった

そう言われたらそうかも。
ブラジルはロナウジーニョの立場で
そこまで統率できれば良かったのかも。
或いはロナウドが、ロマーリオくらいに
"俺の所にボールをよこせ!絶対に決めるから”
…って感じで圧倒的な存在感を見せていたら、
もう少し違ったかなぁという気もします。
今回のチームは、82年&86年ぽかったかなぁ。
タレントは揃っているけれど、
シナジー効果が見いだせなかったというね。

アルゼンチンも、選手の誰々のチームと言うよりは、
監督のペケルマンのイメージが強いチームかなと。
もちろん、リケルメは素晴らしい選手なんですが、
彼は交通整理の役目はキッチリとしてるけれど、
掌握という感じではないですね。
シメオネみたいな選手が一枚加わっていたら、
かの国もかなり面白かったんですが。

>イタリアには

イタリアもリッピの存在感があるチームかなぁ。
トッティも他の選手も、
バッジオの様な存在感には遠く及ばないですし。
あるいは今大会ではパウロ・ロッシのような
サプライズも生まれてないと。
ただ、所謂イタリア的な戦い方ではなく、
90年代後半のユベントスみたいな戦い方は
好感が持てます。
でも、準決勝でドイツに勝てるかというと、
今回ばかりは分が悪い気がしてますがねぇ。

>こうなればジダン・フランスと延長までの死闘を演じたドイツが、バラックの東西ドイツの心をひとつにする感動的な活躍で優勝・・・。こういうシナリオでどうでしょうか。

僕は「ジダンの有終の美」を予感してます。
バラックは「国全体を背負う」所までは行ってないもん。
ただ、EUにとっては、政治的な意味合いも含めて
どちらが勝っても大きな事柄になりそうですね。

投稿: kikka | 2006.07.02 16:38

>これ、お宅のblogのほぼコピペやないかと(苦笑)。

違う時間に違う場所で書き込んだので、私の中での確信かと・・・。(笑)

>僕は「ジダンの有終の美」を予感してます。
バラックは「国全体を背負う」所までは行ってないもん。
ただ、EUにとっては、政治的な意味合いも含めて
どちらが勝っても大きな事柄になりそうですね。

バラックには旧東ドイツの厳しい現実を背負って闘ってもらいたいと思います。ひとつの国になりながら、あれほどの格差・・・。厳しすぎます。今回の優勝で、本当の意味でのベルリンの壁崩壊につなげて欲しいなぁ。まぁ、この国が一つにまとまるとちょっと恐いところもあるのですが。

一方のフランスも危機的な状況ですね。移民の国がバラバラに内部崩壊しているようです。こんな時だからこそ、移民の星ジダンの活躍が必要なのかも知れませんね。前回の優勝の時は、民族を超えてフランスが一つになれそうな一瞬があったとか。でも、日韓W杯での不調とシンクロするように移民排斥の気運が高まり・・・。そんな中、もうひとつ前評判が良くなかったフランスが快進撃。この国は、歴史的にもここ一番で何かをやらかす国ですね。

ということで、ドイツ・フランス両国にとってとても大きな意味を持った一戦。仕事のことはしばし忘れて早朝からじっくりと見守りましょうか。

投稿: kiosk | 2006.07.02 21:16

kiosk様>

長文レス、お疲れ様でした。

準決勝進出の4チームを見ていると、
それぞれにいろんなモノを背負ってきてますね。
フランスは移民融合の問題。
ドイツは東西の融合の問題+人種の問題。
ポルトガルはEU内ではマイノリティという所での
国威発揚の問題。
イタリアはサッカー界を中心とした八百長事件が
大会前に発覚して大変な事になってますな。

その中で欧州全土や世界中に影響を与えそうなのは、
やっぱりフランスとドイツかなぁ。
いわゆる東西対立が無くなって久しいですが、
民族性を前面に出す覇権争いが激化してますよね。
そこに人種差別の問題とか宗教のぶつかり合い、
果ては経済格差とかも絡んで来て
話がよりややこしくなっちゃってます。

サッカーチームの中の話だけれど、
フランスのように移民が融合した姿が見られたら
マイノリティには希望になるでしょうし、
バラックやクローゼの様な旧東側の人間が活躍すれば
より対等で安定した関係が築けるかもしれない。
W杯の結果は、世間に対して
テーゼを投げかける効果もあると思います。

そういう混乱の時代を象徴するような王者が、
時代に合わせて登場してくる気がしています。
それに相応しいのはフランスとドイツかなぁと。
ジダンとバラックの姿を見るにつけ、
そんな想いが強くなっています。

投稿: kikka | 2006.07.02 22:58

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