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2006.05.22

府中は僕に暖かかった。

本日、府中に行ったのは、もちろん競馬場が目当てだったのではあります。が、最大の目的は「ノスタルジーに浸る」事、これだったんです。

以前に書いた事があるんじゃないかと思いますが、僕は東京在住時の最後の2年間を府中市で過ごしました。競馬場から歩いて10分程度の場所にアパートを借りて住んでいたんです。

今回乗り込む際に、その住んでいた「府中市白糸台」を中心に歩いてみたいと思った訳です。

  Siraito_1 Siraito_2

最寄り駅は写真左の通りに京王線の多磨霊園駅になります。新宿から特急で調布まで行き、そこから各駅停車に乗り換えて4駅目です。

今回訪れる際に、10年振りだけに「もしかしたら景色がガラッと変わってるんじゃないか?」と寂しさの予感を感じたりもしました。特に調布市とか府中市とかは、東京のベッドタウンとして発展を続けてきている土地柄ですから、新しいマンションやアパートが造成されたり、道路なんかもかなり整地されているのではないかと予想していたんです。

確かに調布くらいまではそんな感じでした。しかし、徐々に多磨霊園に近づくにつれ、段々と馴染みのある光景が増えてきて、「えっ、もしかして何にも変わってないの?」という、意外だけれどある意味嬉しい感覚になっていったと。

多磨霊園駅を降りてみると、駅のホームなんかは若干手直しがあったみたいですが、建物の古さとかはそのまんま。駅から外に出た途端に10年前にタイムスリップするかのような感覚に陥りました(笑)。

嗚呼、何もかもみな懐かしい(by 沖田艦長)

駅前の商店街も、よく通ったパチンコ屋も、当時から古ぼけていた「養老の滝」も、何もかも当時のまんま。目を輝かして付近を見渡してしまいました。

で、僕の住んでいたアパートへ歩みを進めたんです。写真右のような菜園もそのままで、もしや…と思って行ってみると、当時の建物がそのまま残っていました!

敢えて写真は撮りませんでしたが、その「コーポ○○」というアパートはエアコンの設備が加わった事が解るくらいで、建物の色とか、ガスはプロパンを使っているだとか、洗濯機もドアの右外に置かなければならないとか、本当に当時のままでした。

ここに2年間住んでいたんだよなぁ…少し、目頭が熱くなったりして。

そこから競馬場に足を進めたワケですが、当時と変わらずにあまりに懐かしい風景だったので、東京時代の上司だったTさんに電話してしまったくらいでした(笑)。

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競馬場での話は前エントリーの通りです。けっこう、幸福な時間を過ごしたと言う感じだったでしょうか。

毎週日曜日のパターンだと、競馬が終わった後に府中駅前の「さくらパチンコ」に直行というのが常でした(笑)。競馬で失ったお金をパチンコで取り戻すという、今では信じられない生活をしてたんです。で、パチンコが終わった後にはラーメン屋「らいおん」に直行して、ラーメン&餃子を頼んでホッと息をつくという感じ。

本日も、それに倣って歩を進めました。パチンコは足を洗っているので、とにかく「らいおん」に行こうと。しかし、その「らいおん」が見つからない(汗)。

実は、僕が府中を離れてから駅前の再開発があったりして、ガラッと光景が変わっていました…近代的な都市型の高架建築になっていたかな。

で、らいおんはといえば、さくらパチンコの親会社であるさくらコマース、そこが中心になっているような駅前の多目的レジャー施設のテナントとして入店してました。客が一杯でかなり並ばなくてはいけない状態で、仕方がないから暇つぶしに(禁を破って)パチンコをやってしまったと(笑)。

そうしたら、『大ヤマト』で確変がスタートしちゃったんだよな…2千円くらいで(笑)。

 Sakura_2

単なる連チャンで終わってしまったけれど、パチンコで大金を儲けようという熱い時期は過ぎ去っているので、アッサリと勝ち逃げさせていただきました(笑)。1万円儲かっちゃって、オークスと合わせれば今回の旅費が全てチャラになったと(驚)。本当に微々たるモノではあるけれど、今日はけっこうツイてるなぁと実感しました。

しかし、バカツキが恐ろしいのはここからです。

途中から横に座ったオバちゃんが、僕が確変スタートをした時に「良かったねぇ」と言ってくれたので、お礼にひと握りくらい出玉を差し上げたんです。

そうしたら、今度はそのオバちゃんが(僕のあげた出玉で)連チャンがスタートしてしまったと(爆)。

もう、そのオバちゃんには僕が帰るまでずっと「ありがとう、ありがとう」ってお礼を言われっぱなしで、オマケに周囲の仲間にまで「このお兄ちゃん、バカツキよ」と言いふらしている始末(笑)。そりゃそうだよな…僕は2千円だけれど、オバちゃんは1千円しか使ってないし、実質僕の出玉でスタートしたんだし。

僕のツキで他人も幸せになったんなら、それはそれで良かったかなと。

ところで、先程のラーメン屋「らいおん」、戻ってみたけれど先程よりも待ち人の数が倍になっていた(泣)。だから、今回は食べるのを諦めました…唯一の後悔は、この点だったかなぁ。

でも、10年振りの府中を堪能しました、ハイ。

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僕は首都圏に8年間住んでいたんだけれど、最初が埼玉県坂戸市(川越のもう少し奥)に2年、次に大田区洗足池に4年、そして最後の2年が府中だったんです。

近所付き合いという意味では、府中以外の6年間の方が濃密な関係を地元と築いていました…逆に府中ではそれが希薄だったかな。だけれど、僕にとって「府中での2年間」はもの凄く思い出深いんです。

生活が一番すさんでいたのが、実は府中の2年間。競馬&パチンコといったギャンブルに明け暮れて身を持ち崩しそうになった時期でした。また、東京で正社員を目指して潜り込んでいた某出版社が、バブル崩壊の煽りで「アルバイト→契約社員→正社員」という道を閉ざしてしまって、個人的に閉塞感に苛まれてしまった時期でもありました。

空虚な心持ちを、一番持て余していた頃だったのかな。

だから、自分が何かを振り返る時に、真っ先に思い出すのが府中にいた頃なんです。この頃の空虚さよりはまともだろうと、反面教師の意味も込めて思い出すわけです。

でも、住んでいた当時はあれだけ冷たく見えた土地だったのに、今日の府中は暖かかった。

もしかすると、何かを暗示しているのかもしれないな…なんて、クスッと笑ってみたりして。

また、首都圏に戻る事があったなら、もう一度住んでみたいな。その時は、もう少しまともな自分が見せられるのではないかな。

そんな事を考えつつ、新宿行きの電車に乗りました。

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