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2006.05.31

映画のような話。

ウチの母親に聞いた話なんですがね。

本当に「映画みたいな商売ってあるのか?」と思い、ちょっと驚きましたね。商売があったとしても、自分の近い所でそういう話を聞くとは思わなかったというのが正直な感想です。

その映画のタイトルを先に書くと…
『夜逃げ屋本舗』。

先週、ウチの母親が行きつけの美容室に行ったんです。そして、母親の妹も同じ美容室を使っていて、今週は彼女が同店へ予約の電話をしたと。しかし、電話が全く繋がらなくて("お客様のご都合により…"ってのが流れるばかり)、これはおかしいと感じた彼女が店に行ってみると…そこには「もぬけのカラ」状態の店舗が寂しくあったと。

近所の人の話だと、逃げたと思われる時間が「ウチの母親がパーマをかけに行った日の夜」らしいんです。つまり、ウチの母親が最期の客だった可能性は大です(爆)。

更に続けると、「取り立て屋が、ほぼ毎日のように店頭に顔を見せていたらしい」とか、「美容院の店主のご主人が居酒屋を経営していたけれど、体調が不良で最近は閉店状態になっていて、借金がかさむばかりだった」とか、いろんな話が飛び出してきまして。特に前者の取り立て屋の話は、ウチの母親が行った時にも「正体不明の男」がいた場面はあったらしいんで、これは間違いないかなと。

いろいろと情報を重ね合わせていくと、本当に「夜逃げ屋」がご活躍したようなんですよね。平然と営業していたお店が忽然と無くなってしまった事への驚きもそうですが、一番衝撃だったのが「夜逃げ」という事実なのは言うまでもないですな。

映画のように「スペクタクルでカッコいい」話では決してないでしょうけれど、究極の「立つ鳥、跡を濁さず」を演じなければ忽然と姿を消す事なんて出来ませんよね。だから、夜逃げ屋ってのはプロフェッショナルな仕事なんだなぁと感心してしまいますな。

その前に、自分はお世話にならない様にしなくちゃイカンのですが(苦笑)。まぁ、しばらくはその心配はないでしょうけれどね。

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コメント

今住んでる家を買う前、色んな物件を見て回ってたんですが、その中に1件ありましたね。「逃げました」って家。
照明器具とか電化製品なんかはコードを引きちぎるかのように(債権者に?)持ち去られて、しかし一方で、洗濯物は干したまま、下駄箱には元住民の靴コレクション。
一番泣けるのは子供部屋で、高校のクラブ活動の道具がそのまま置いてあって、壁にはその競技の大会でもらったであろう表彰状が。
同じ部屋にエロDVDが転がってたのも見逃しませんでしたが。
玄関に「忌」の札がかかっていたのを私は見逃さなかったんで、格安だったその物件に手をつけることはありませんでしたが。

投稿: thebourne | 2006.06.01 12:14

thebourne様>

どうも、お久しぶりで。
この話題で反応したのに意表を突かれましたが(笑)。

>「逃げました」って家。

メチャメチャにリアルな表記でしたな。
まさに「夢の後」とでも言えそうな感じで。
ただ、物件紹介の前に片づけなかったのか?という
そんな疑問を抱きましたが(笑)。

僕も、ヒマな時に官報とかで紹介されている
競売物件とかいろいろ見ますが、
けっこう豪華なモノが転がってるんですよね。
自動車とか、マンションとか、いろいろ。
逃げちゃったor抵当にされちゃった人を考えるに、
一度、文化レベルを上げちゃうと
元に戻れないんでしょうね。
切迫しているのにも拘わらず、
良かった時の状況に振り回されてしまう。

結局は、夜逃げしようが地道に留まろうが、
どちらも生きる上での判断ですから。
夜逃げしてやり直せればいいんだけれどねぇ。

投稿: kikka | 2006.06.01 14:17

>この話題で反応したのに意表を突かれましたが(笑)。

うん、意表を突きたくなるほどあの経験は印象的だったし、どうしても伝えたかった(笑)。
その家はまだ徒歩10分ぐらいのところに存在して、すでに新しい住人のものとなってます。
当時は本当に暖かみが残るくらい生々しい状況で、たぶん片付けたり処分したりっていうコストさえ債権者が回収しちゃったんだろうなあ。
「買うとしたらこのまんま?」「はい」って感じでした。
その息子と靴のサイズが同じだったんで、スニーカーコレクションが一気に増えてラッキーかも?とか思ったけど(ここ笑うところ)、名前も全部見ちゃったしね。
がんばってるかぁ!○○君。

投稿: thebourne | 2006.06.01 17:17

thebourne様>

>(ここ笑うところ)

そんな生々しい描写されたら、笑うに笑えない(苦笑)。
ところで、そのまま売ろうとする業者は、
敢えてそうしていたのか、
それとも単に無知だったのか、
いったいどちらだったんでしょうかねぇ?
まぁ、片づけコストを買い主が支払うという事ならば、
業者にとってはありがたい事でしょうけれど、

ふと冷静に考えてみれば、
買う側にとっては気味が悪い話ですよねぇ。
仮に値打ちモノがあったとしても、
同時に縁起が悪いモノではあるでしょうからねぇ。
日本人だけに、そこはやはり外せないのではないかと。

いやぁ、貴重な体験談をありがとうございました。

投稿: kikka | 2006.06.03 06:33

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