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2005.12.03

いいッ! これはいいッ!

また雄三さんに勧められて、こんなアルバムを聴きました。今まで金銭的な部分で聴く機会がなかったですが、聴き始めたら即座に「手に入れてなかった事を後悔」しましたね。

 live1975

Bob Dylan "Live1975 - The Rolling Thunder Revue"

僕にとっては、これと"激しい雨"(原題"Hard Rain")の2枚のライブアルバムがあれば十分って感じ(笑)。それほどまでに凄い。ちなみに両アルバムの曲目はダブっていないので、興味がある方は双方をご購入される事をお奨めする。

ディランって声質とか歌い方で好き嫌いが激しく別れる部類の人だけれど、この2枚のアルバムは凄くキャッチーに聴こえるし、同時に安定した一本の芯が通っている感じもする。是非、いろんな方々に聴いて頂きたい。

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ローリング・サンダー・レビューってのは、75年に行われた「第1期」76年に行われた「第2期」とがあって、前者の模様が今回の「Live1975」に、後者が「激しい雨」に収録されている形。

このツアー自体は非常に特異なモノとして有名だ。「ライブ当日の1週間前に、行く先々の街で地元民にだけ告知のビラが配られる」という、まるで昔のサーカス団とか大道芸人を思わせるような興行の方法を採っていて、現代では考えられないツアーだった。それこそ、以前にエントリーした「Festival Express」と似たような趣があった。

ここでのディランのコンディション&パフォーマンスは、彼の生涯の中でも最高峰に位置するものだったと思う。まず声の張りが凄いし、歌い方にも説得力が十分あって、アメリカ随一のカリスマを彷彿とさせる。曲のアレンジもバックの演奏も、原曲の姿が垣間見る事が無いようなモノもたくさんあるにしろ、比較的にどれも重厚感があって彼の絶好調ぶりを更に引き立てている。

この頃は「ロック的なサウンドの導入時」や「The Bandとの共演時」と同じくらいに、彼にとって重要な時期だったと思う。ただ、この後に1番目の妻であるサラとの離婚問題やいろんな別離や訴訟があったりして、徐々に彼のテンションは下がっていくのだが…。

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この時代のディランは、出来る事なら全てを把握しておきたいなぁ。

"No direction home"が本国ではDVD化されたそうなので、ついでに"レナルド&クララ""NBCの特番"の二つも一緒にお願いしたい所なんですがねぇ。

   

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コメント

No Direction Home 昨日見たんですが、、、、、、
Like A Rolling Stoneまでの話と見た方が良いですよ。
しかも決定的な事に、面白く無い。。。。。。。。。。
なんだか話を映像でなぞっただけで、「ふーん」ッてな感じでしょたねえ。
途中でちょっと寝た事がその証明ですね。。。。。。
「期待は失望の母」期待せずに見ると面白いかもですよ。
若いディランが見れるのが良い所ではありますねえ。

投稿: 雄三 | 2005.12.03 07:12

雄三様>

>No Direction Home 昨日見たんですが

慌ててiChat切ってたもんね(笑)。

>しかも決定的な事に、面白く無い。

NHKのサイトにあった予告VTRを見たんですが、
マーチン・スコセッジが作っているという事は、
バンドの"The Last Waltz"と同じ感じなのかなと。
面白いかどうかは別として、
あのフォーク・ロックにシフトした時期についての
ディラン本人の言葉だと考えれば、
けっこう重要なドキュメンタリーになるんじゃないかと。

>若いディランが見れるのが良い所ではありますねえ。

お渡ししたNewport Folk Fes.での"Maggies Firm"、
あれなんかも颯爽かつ力強くて格好いいもんねぇ。
あの時期のディランは、
音的にはキーボードのアル・クーパーの存在が
かなり大きいなと思って聴いているところですね。

投稿: kikka | 2005.12.03 12:46

「激しい雨」は、私が初めて買った輸入盤レコードです。そして、ボブ・ディランを知ったアルバムです。
彼の名前は、ガロの「学生街の喫茶店」で耳にしてはいたのですが、どのような人物であるのかということは、このアルバムを聴いてから知ったわけです。
中学の2年生であった私は、「ディスク7」という輸入レコードとオーディオの店に出入りしていました。ちょっとした大人の仲間入りのような感じで。その店にはいるだけでドキドキものだったのですが、このレコードを試聴させてもらい、ドラムの乾いた音と切ないバイオリンの響き、そして彼の歌声にすっかり魅せられてしまい、その頃の月のお小遣いの大半を使って買った記憶があります。
以来、よく聞きました。すり切れるほどに。
当然ですがCD化されているのですね。1300円ほどで買えるとはうれしいような・・・。
ご紹介のアルバムは「激しい雨」の1年前のライブのようですね。聴きたい!
お年玉がもらえたら買いましょうか。(笑)

投稿: kiosk | 2005.12.03 16:27

QUEEN+PaulRodgersのライブアルバムも良いですよ。できればDVDを買った方が。「Imagine」のボーナストラックが聞けます。ポール・ロジャースのボーカルとしての力量が、モロわかります。

投稿: 斑牛の伊達 | 2005.12.04 02:49

kiosk様>

久々の書き込みですな。

>「激しい雨」は、私が初めて買った輸入盤レコードです。

前にそんな事を言ってましたね。

>どのような人物であるのかということは、このアルバムを聴いてから知ったわけです。

"激しい雨"と"レナルド&クララ"のお陰で、
78年の来日コンサートが盛り上がったわけですな。
それを考えるとkioskさんも、
よい意味で時代の波に乗った感がありますね。

ディラン自体は人生自体が偉大な人なんだけれど、
改めて振り返ってみると、
ポピュラリティという側面においては
この時期が最も輝いていたんじゃなかろうかと。

>お年玉がもらえたら買いましょうか。(笑)

あーた、いくつやねん(苦笑)。
DVD付きをわざわざ買う必要はないですが、
世界文化遺産の一つとして、
一家に一枚はあってほしいものですね(笑)。

投稿: kikka | 2005.12.05 01:59

伊達くん>

>QUEEN+PaulRodgersのライブアルバムも良いですよ。

良かったらしいね。
けっこうマッチしていたようですね。

>ポール・ロジャースのボーカルとしての力量が、モロわかります。

ただ、やっぱり彼の良かった時期は、
フリー&バッド・カンパニー時代ですよ。
それと「夜明けの刑事」の挿入歌も格好いい(笑)。

ジミー・ペイジと組んだTheFirmが最悪だったんで、
しばらくは僕の脳裏から消え去っていました(苦笑)。
彼の嗜好は、やっぱりブルースを基調としたもの。
そういう意味でもQueenと合うかどうかと
慎重に考えてましたが、
ファンにとっても第三者にとっても
杞憂に終わったようですね。

投稿: kikka | 2005.12.05 02:06

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