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2005.10.16

さぁ、来週は菊花賞。

秋華賞のラインクラフトは惜しかった。

あの道中を行きたがる癖が解消されたらもっと強くなると思うんだけれど、福永は良く馬を御したと思います。ただ、1600mだったら押し切れるんだろうけれど、やっぱり2000m超のレースだとあれはキツイかな。

で、来週はいよいよ菊花賞。

なんか、来週の競馬中継はフジテレビ(関東地区分制作)と関西テレビ(関西地区分制作)の共同制作で1時間半のスペシャルだって(驚)。双方のレース映像を流す事はあるけれど、番組自体の共同制作は史上初です。21世紀初めての「無敗の三冠馬」を目撃する可能性が高いから、競馬サークル(特にマスコミ)がメチャクチャ気合いが入ってるのが解りますわ。

これでディープインパクトが負けたらシャレにならんなぁ(←不吉な一言)。あるいは直前で故障とかしたら…その時の周囲の対応が空恐ろしいですわ。

枕の部分が長くなりましたが、本題に入ります。

今日、こんなムック本を買いました。

 kikka

『永久保存版 菊花賞全史』
(※週刊Gallop 11/10号臨時増刊)

中身の紹介をしておくと、1983年のミスターシービー以降の全レース映像のDVDがおまけで付いていて、他にも読み物として寺山修司・山口瞳・井崎脩五郎などの文章で楽しむ事が出来るなど、資料的価値が満載の一冊になってます。

…ハッキリ書くと、DVDだけが目当てだったんですが(笑)。

僕のハンドルネームの語源でもある「菊花賞」なんですが、一番思い入れのあるレースだったりします。日本ダービー(東京優駿)の華やかな祭典の雰囲気とはまた違って、秋の夕方の日差しを浴びた独特の寂しげな雰囲気がすきだったりします。
そして、3歳クラシック(他は皐月賞とダービー)の最後の一戦だけに、春からの実績馬と夏以降の上昇馬によるヒリヒリとした争いが見られるのも面白い。

あと、個人的には「馬券的中率が最も高い」G1レースであるという事も書いておかなければ(笑)。競馬を始めた第48回から見てみますと、kikka@管理人の菊花賞的中率は5割を超え、回収率もかなりいいはず(←マジで)。

皐月&ダービーの二冠馬だけれど直前のステップレースで負けたり、ダービー馬が不出走だったり、ちょっと気乗りが出来ない感じが続いています(だから、馬券も買っていない)。
だけど、今年はディープインパクトという断然の本命馬が出走してきますので、馬券抜きでも興味をそそられる一戦ではあります。こんなに「菊」前に興奮しているのって、ミホノブルボンが出走して以来だなぁ。

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ここで唐突に、私的「思い出の菊花賞」を挙げてみます。

1:1988年 第49回 スーパークリーク

 supercleak
※写真は90年の天皇賞(春)より

武豊が初めてビッグレースのタイトルを獲ったレース。
この時の枠連3−8(配当は4,110円)ってのは5000円1点買いで獲った、私的競馬人生でも快心のレース。その後のクリークも「僕に莫大な儲けを与えてくれた」という、人生で一番お世話になった馬であります(笑)。
この翌年、オグリキャップとイナリワンと、平成の3強対決が繰り広げられる訳だけれど、僕はこの馬が一番強かったと今でも思います。他の2頭と違い自在の競馬ができるクリークは、一枚抜けていた。
武豊に競馬を教えたのは、この年に騎乗していたクリークとシヨノロマンではないかと思っているんですが。

2:1990年 第51回 メジロマックイーン

 mejiro

この馬も、僕に莫大な儲けを与えてくれた馬(笑)。特に91年の有馬でダイユウサクとの馬連1点で儲けさせてもらった事など、ヒモに人気薄を連れてきてくれる「強くて素晴らしい馬」という印象が強いです。
僕は、この馬を同年1月の「競馬ブックの新馬戦記事」で見かけて以来、その年の菊花賞馬候補として追いかけていたんです。メジロティターンという天皇賞馬を父に持ち、半兄に菊と有馬を勝ったメジロデュレンがいましたから、ちょっとでも競馬を知っているファンなら誰もが注目しますよね。
夏の函館開催くらいから徐々に頭角を表してきたけれど、直前の嵐山ステークスで2着には敗れまして、本番では4番人気。メジロライアンとホワイトストーンの2頭が単枠指定(当時のシード制度…死語ですね)だったけれど、迷わず単勝1点の勝負をしました。
いやぁ…今までで一番絶叫したレースでした。後楽園の黄色いビルの1階で、たった一人で「マック、押し切れ!」ってバカでかい声を張り上げていましたからねぇ(笑)。出走17頭中の単勝1点買いだから、そりゃ声も大きくなるって。
ただ、冷静に見てみると、菊花賞の頃から安定したレースをしていますね。武豊に鞍上が変わってからは尚更でした。僕がリアルタイムで見た中では、彼こそが最強馬だったと今でも思っています。特に最後の京都大賞典で京都2400mのレコードタイムを叩き出した時は、府中のターフビジョンを見ながら呆気にとられましたから。
彼の子供が淀の天皇賞か菊花賞に出てきたら、以前の様に単勝勝負したいです。

3:1992年 第53回 ライスシャワー

 rice
※写真は95年の天皇賞(春)より

後に95年の宝塚で故障発生により競走を中止した「悲運の名馬」としてのエピソードが目立ちますが、ミホノブルボンの3冠制覇マックイーンの春天3連覇を阻んだ「刺客」のイメージの方が僕にとっては強いです。ハイセイコーに対するタケホープ同様に、日本競馬界屈指の「刺客キャラ」だったのではないかと。
菊花賞を振り返ると、ブルボンを馬体を合わせることなく交わした姿が、翌年の春天でマックイーンを交わした姿と全く同じ走り方に見えます。ステイヤー(※長距離が得意な馬)として完成し充実していたのがこの時期だったんでしょうね。
ただ、僕が一番印象に残っているのは、ライスに差された後にもう一度盛り返そうとしたブルボンの姿でした。短距離血統の馬をハードトレーニングで3000mでも通用させてしまった戸山為夫調教師(故人)の凄さが浮かび上がるレースでした。

4:2000年 第61回 エアシャカール

(※写真はありません)


これは単純に馬券のお話です。だから「写真無し」でもいいのかな…なんて(笑)。
このレースって枠連が7−7で決まったんですが、迷わずこの馬券を1点だけ買った覚えがあります。オッズを見ると「唯一、万馬券でなかったゾロ目馬券」だったんですけれどね。
この回の菊花賞って「開催週が変わった菊花賞」だったんです。その前の同様なケースの菊花賞って1986年にメジロデュレンが勝った時。この時も枠連6−6でした。こういう事って、けっこう多いんです。
やっぱり、競馬って記憶のエンタテインメントなんですね。それを思い起こさせるレースでした。

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一番近い三冠馬であるナリタブライアンは特に思い入れがありません。彼は直前のレースで負けたり、取りこぼしが結構多かったからなぁ。ブライアンは確かに強い馬だったけれど、僕の琴線には全く触れなかった。だから、彼が連絡みしたレースは皐月賞以外は負け続けましたが(泣)。

でも、基本的には菊花賞馬は好きです。菊花賞と天皇賞(春)の二つのタイトルを獲った馬は、最強馬に認定したい(笑)。ヒシミラクルは買うと来なくて、買わないと来るっていう最悪の相性でしたが、5歳の夏までは確かに強い馬だと思いました…本番に強い馬だったのかなぁ。

来週の話をすると、ディープインパクトは出走さえ出来れば「99%勝利する」と考えています。後の1%は「故障発生とか、武の落馬とか」という回避不可能な出来事の確率ですが(←だから、不吉な話をするなと)。
馬券を買っても儲けにならなそうなので当日はテレビ観戦だけしますが、彼には次に繋がるレースを期待したいモノです。

ルドルフが勝って、海外遠征に夢を馳せたような…ね。

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