« CM収集、これがハマる。 | トップページ | スタジアムの戦後史 »

2005.09.17

久々に凄いCMを見た。

3時くらいに突然目が覚めて、そのまま呆けてしまったので、またCMの収集に入ったのだが、そこで久々に凄いCMを見てしまった。

hitachi

ここ数日収集したモノが懐かしのCMとかローカルのCMに偏っていたので、昨年以降の比較的新しいCMを探していたのだが、探すとやっぱり凄いモノに出会っちゃうモノなんだねぇ。

その作品名はというと…
日立「つくろう。」キャンペーン 宣言編

日立がスポンサーになっている番組…例えば「世界ふしぎ発見」とかを全く見ていないので気付かなかったけど、本当に見逃さずに良かったという安堵感がある。

日本映画界最高の巨匠と言って差しつかえないだろう「黒澤明」を前面に押し出した企業広告。彼のメイキングムービー的な資料映像をつなぎ合わせて作っているのだが、その作り方がプロパガンダっぽい感じもあるし、何かを想起させずにはいられないくらいに胸が高鳴るという、近年のCMの中でも指折り数える内に入る優れた作品だと思う。

CMディレクターは竹内スグル(←音楽PVとかで有名な方)。そしてナレーターやBGMの名前を見て、またまた驚いてしまった。

ナレーター:セイジ(ギターウルフ)
音楽:伊福部昭「宇宙大戦争」

セイジのナレーションはその文脈と相まって挑発的である…まるでギターウルフのステージで"ギブソンのSG"をかき鳴らしているかの如く。伊福部の音楽もズンズンと前に突き進む感覚を増幅していく。そして、創造者としての黒澤が見せる表情の圧倒的な存在感…非常に個性の強い三つの素材の良い所を巧みに繋ぎ合わせて、見事なまでに相乗効果を引き出している。

日立という日本有数の企業、そしてCMの制作者達が「つくろう」という言葉に賭けた想いが、ヒシヒシと、そしてビンビンと伝わってくる。
日立もリストラの波に飲み込まれてしまった企業ではあるが、日産と同様に反攻の意志をこういう形でCI化したというのは、素直に評価しても良いのではないだろうか。

壊すだけじゃなく、作らなきゃダメなんだよ。

僕自身、こんなに身を奮い立たせるCMに出会ったのは何度もない。いや、ここまで世間をアジテートする企業広告が他にあっただろうか。

この文を読み終わったら、すぐにでもリンクを貼ってある日立のサイトに行って欲しい。日立がどうこうではなく、老若男女に関わらず日本人であるのならば、ひと目でも見れば絶対に何かを感じるはずだ。

|

« CM収集、これがハマる。 | トップページ | スタジアムの戦後史 »

コメント

当然ご存じのこととは思いますが
http://www.marumiya.co.jp/files/index_files_06.html

丸美屋の「のりたま」です。
彼女も、もう母親役なんですねぇ・・・。

投稿: kiosk | 2005.09.18 19:54

kiosk様>

あのー、ここは日立のCMに特化して欲しかったというか(苦笑)。
そうでなければ、これだけ単体で書いた意味が無いじゃないの。
コメントごと、前の欄に移そうかと思いましたよ(爆)。

といいつつ、レスしますが(笑)。

>丸美屋の「のりたま」です。
>彼女も、もう母親役なんですねぇ・・・。

母親役というよりは、
「ニコニコ日記」を意識しているんじゃないですかね?
まぁ、彼女の年齢だったらあのくらいの子供がいてもおかしくないけど、
他のCMに比べて余りにも「家族のほのぼの感」が突出しているので、
たぶん上に書いた様な狙いじゃないかなと見ましたが。

だとすれば、颯爽とした部分以外の彼女が見られて
ファンとしては嬉しいですな(笑)。
ただね、僕はまだ見た事がなかったんですよ。
だから、kioskさんには感謝してます。

投稿: kikka | 2005.09.18 22:28

ある意味凄いCMかと。(失礼)

というのも、日立のそれに匹敵するようなCMはあまり見あたらないですね。だから、こちらにはコメントが集まらないのでは?

また、何かみつけたら報告します。

「I feel coke」時代のコカコーラのCMみたいに、いい感じのCMが少なくなりましたね。

投稿: kiosk | 2005.09.18 22:58

>ある意味凄いCMかと。(失礼)

ダハハハ!
その「凄み」は一部にしか解らないって(苦笑)。

>日立のそれに匹敵するようなCMはあまり見あたらないですね。

うん。
だからこそ、突出させたんですよ。
本当に、あそこまで強烈なCMって久々に見ました。

>だから、こちらにはコメントが集まらないのでは?

だからといって、無理して書かなくても(苦笑)。
元のエントリーのところで良かったのに。

>「I feel coke」時代のコカコーラのCMみたいに、
>いい感じのCMが少なくなりましたね。

英語のキャッチフレーズを導入してからのCokeのCMは、
ハッキリ言ってウザイ!
カオスの時代にあの爽やかそうなCMを流されても
見る側はキツイですよ…特に僕みたいに拗ねた人間には。

…清涼飲料水で爽やかじゃないモノってのも難しいですがね(笑)。

投稿: kikka | 2005.09.18 23:08

他に書くところが見あたらないので、とりあえずここへ。
10月3日から始まる「風のハルカ」
脚本家は「ニコニコ日記」の人だということをご存じでしたか?
そして、10月5日は、彼女の花嫁姿が・・・。

ここに書くべきネタではないのですが、急ぎご報告まで。
詳しくは
http://www.nhk.or.jp/drama/html_news_haruka.html

投稿: kiosk | 2005.09.19 19:01

kiosk様>

>他に書くところが見あたらないので、とりあえずここへ。

いや、だから佳乃さまの写真は前エントリーに(以下略)。
一応、あなた用に貼ったのにねぇ(苦笑)。

>脚本家は「ニコニコ日記」の人だということをご存じでしたか?

ハイ。
大森美香の経歴も面白かったですね。
取り立てて凄い脚本家だとは思いませんが、
ホノボノとした味が彼女の芸風ではないかと。

>そして、10月5日は、彼女の花嫁姿が・・・。

ニコニコ日記でも、最終回に花嫁姿があったじゃないですか。
あれを見ているからだいたいどんなモノかは想像できます。
いやぁ、あれは美しかったなぁ…。

ただね、朝の連ドラだからビデオ撮りはできんな。
ニコニコ日記みたいに後からアクションがあればいいんだけれど。

投稿: kikka | 2005.09.19 21:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100929/5980948

この記事へのトラックバック一覧です: 久々に凄いCMを見た。:

» 「ゴジラ」作曲 伊福部昭さん死去  (芸能) [RIKIのちょっといい感じ]
国内作曲界の大御所で、「ゴジラ」など映画音楽の作曲家としても知られる伊福部昭(い [続きを読む]

受信: 2006.02.10 10:44

« CM収集、これがハマる。 | トップページ | スタジアムの戦後史 »