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2005.07.16

Daniel Lanois / Belladonna

先月末にこんな話を書いたのだが、その主役であるDaniel Lanoisの新譜『Belladonna』が届いたと、いつものレコード屋から連絡があった。
実は輸入盤は6月14日に発売されていたのだったが、日本発売元のSonyでは1ヶ月遅れだった。でも、初回デジパック使用&スーパーピクチャーCDだったから許す(笑)。

belladonna

早速聴いてみたのだが、今回はLanois本人のVocalが無いインストゥルメンタルだけのアルバムだから、第一印象は「サントラだ」という感じだった(笑)。
でも、Ry Cooderと同じでサントラの仕事が多いLanoisに対して皮肉で言っている訳ではなく、聞いていて情景が素直に思い浮かべられるという意味で考えたつもりだ。

日本盤のライナーで、Lanoisがこんな発言をしたと書いてあった。

インストゥルメンタル・ミュージックは歌以上に雄弁に話をする事が出来る。人の想像力を刺激するまたとない機会を、そこを開けば何処へでも行ける窓の様に設定するだけで、後は聴く人が自分自身のシナリオを作り上げていくんだ。人は自分自身の映画を作る事が出来るってワケだ。

今作を聞くと、確かにLanoisの音に対する想いが素直に実践されている感がある。それはEnoとかと組んでアンビエントミュージック(環境音楽)をやっている時も同様なのだろうと勝手に想像しているが、いかがだろうか?
一曲目から、Lanois独特のギターが全開で、どうやっても彼以外の人間はおいそれと出せない音がスッと心の中に入ってくる。Ry Cooderとは別の形でアメリカのルーツミュージックに影響を受けた様なモノもあるし、国境線でのドラマを想起させるような曲もある。彼の言う様に、聴く側が勝手にドラマを考えて接していくのがベターな聴き方じゃないかと思う。

ただ、個人的には今作の様々な曲に、Lanois自身の歌声を合わせて聞いてみたい気もした。そうすると、また別の感覚が呼び起こされるのではないだろうか。

それだけ懐の深い音楽をやってるのである、Lanoisは。
それがハッキリとした作品だった。

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コメント

このアルバムは、インストなんですか。
それはそれで興味ありますね。
何せ、あの音作りですから。
今日、ちょうど"For The Beauty Of Wynona"が手元に届いたところです。
いろんな方面から薦められて、いまラノワづいてます。(笑)

投稿: piouhgd | 2005.07.17 00:29

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